スノーボードの板はこうやって選ぶ。ボード初心者が選ぶボードはこれだ!

スノーボードの板

スノーボードの板を選ぶときには何を基準にしていますか?
私は、好きなメーカーということが第一条件で、他にはキャンバーでフレックスを気にしています。
シェイプはあまり気にしていませんが、ディレクショナルツインかツインチップだったら良いかなぁと考えています。
長さが155~160cmの間だったらOKというかなり適当な感じです。

あなたがどのような滑りをしたいのかがわかりませんので、私が「この板がオススメですよ!」と紹介していたとしても、あなたにバチッと来るのかはわかりません。
しかし、「形状・シェイプ・フレックス・長さ」の意味を知っていれば、「どの形状でフレックスはこれくらい。」というのが絞れますので、ここで紹介したいと思います。

板の形状について

板の形状は、メーカーによって細かく別れていますから、キャンバーと言っても細かく分けると色んな種類があります。
ここでは大まかな5種類について紹介しています。
ここを抑えておけばとりあえずはOKということです!

キャンバー

キャンバー
出典:BURTON

キャンバーはスノーボードが始まった昔からある定番の形状です。
パークやハイスピードでのライディングに有効な性能で、エッジグリップが強いのが特徴です。
エッジグリップが強いので、スピードが早いカービング、
反発力が強いのでオーリー・ジャンプなどにも最適な形状になっています。

デメリットとして、逆エッジになりやすいと言われています。
膝を使って板を踏む(荷重する)ということでコントロールすることから、膝や筋肉への負担があるので、脚力に自信がない人には扱いにくいこともあるでしょう。
初心者はキャンバーよりロッカーボードと言われていますが、私はキャンバーからでも十分OKだと思っています。

安定性回転性反発力浮力
5/5段階3/5段階5/5段階2/5段階

ハイブリッドキャンバー

ハイブリッドキャンバー
出典:BURTON

キャンバーボードの進化系で、ノーズとテールが雪面から少し浮くようになっています。
フリーライドに向いている形状で、ノーマルキャンバーよりもエッジがかかりにくいので、逆エッジもしにくくなりますね。

デメリットはキャンバーよりもエッジグリップが弱いので、カービングが少しやりにくくなります。
また深いカービングをやっていると抜けやすくもなるでしょう。その分回転性能が上がるというメリットがありますね。
良くも悪くも、平均的な性能になっているのもデメリットになるのかもしれません。

安定性回転性反発力浮力
4/5段階4/5段階4/5段階3/5段階

ダブルキャンバー

ダブルキャンバー
出典:BURTON

中上級者向けフリーライディング、フリースタイルボードです。。
回転性も高く反発力もある。浮力も安定性もあるので、非圧雪のコースでも安定して滑ることができる。
地形遊びからなんでもできちゃうボードでしょう。

デメリットは癖があるボードが多いので、初心者や初級者向きのボードではないことが多いでしょう。
初心者のかたが乗ると、上達が遅れてしまうことも考えられるので、初めてのボードにはオススメできないのかもしれません。

安定性回転性反発力浮力
3.5/5段階5/5段階4/5段階4.5/5段階

フラットボード

フラットボード
出典:SALOMON

安定性・回転性・反発力・浮力が平均的なので、オールラウンドに遊べるボードです。
軽い力でカービングができるので楽だという意見もありますね。

デメリットは平均的なので、1点だけを見たときには他の形状よりも劣ってしまうということでしょう。
安定性ならキャンバー、浮力ならロッカーボードなど特化している部分がないというのがデメリットといえます。
また、カービングができるといいましたが、高速カービングになるとばたつきやすく、キャンバーにはかないませんので、平均的に遊べるボードですね。

安定性回転性反発力浮力
3/5段階4/5段階3/5段階4/5段階

ロッカーボード

ロッカーボード
出典:DC

初心者さんに向いている扱いやすいボードでもっとも逆エッジしにくいです。
低速でも、ボードを回転させやすいし、緩斜面でもスピードが落ちにくいので、ターンの練習にも最適なボードといえますね。
中級者さん以上でも、パウダーやボックス・レールなどでエッジが引っかからないので扱いやすいのではないでしょうか。

デメリットはボードの反発力が低く、エッジグリップが弱くカービングに向かないことです。
スピードが出すぎると、エッジグリップが弱くて止まれないということもあるので、中級者以上になるとデメリットのほうが大きくなるボードになるでしょう。

安定性回転性反発力浮力
2/5段階4.5/5段階1/5段階5/5段階

シェイプについて

シェイプ
出典:BREAKOUT SALOMON

シェイプはボードを上から見たときの形ですね。
ディレクショナルだとノーズが大きく長くなっていますし、ツインチップだとボードの中心から上下対象に作られているボードです。
どの形もそれぞれメリットとデメリットがあります。簡単に覚えれるので、サラッと読んで下さいね。

ディレクショナル

メインスタンス乗ることを想定して、前方(ノーズ)が長く作られているので、安定性が優れています。
急斜面やハイスピードに最適でカービングボードと言われているボードはディレクショナルが多いですね。
浮力もあるのでパウダーもOKですね。

デメリットは低速での回転性が劣るので、緩斜面や春雪などの走らないときにはストレスを感じやすいでしょう。

浮力安定性回転性
4/5段階4/5段階2/5段階

ディレクショナルツイン

シェイプは基本的にはツインチップと同じだが、フレックスのバランスやインサートホールのバランスなどを少し変更することで、安定性を出しています。
安定性と回転性と浮力のバランスが良いので、様々なスタイルの合わせやすい形状です。

デメリットは安定性と回転性を単体で考えると、ディレクショナルとツインチップのそれぞれに劣ってしまいます。
ディレクショナルのカービングボードもディレクショナルツインのカービングボードもどちらでもカービングはできますが、テク選レベルを考えるとディレクショナルのほうが有利になると考えている人のほうが多いのではないでしょうか。

浮力安定性回転性
3/5段階3/5段階3/5段階

ツインチップ

センターを中心に完全に前後に完全に同じ構造で作られているボードです。
メリットは、ノーズもテールも同じ用に作られていますので、メインでもスイッチでも滑りやすくなっています。
グラトリなどでは、回転性能が高いので回しやすいですね。

デメリットは直進安定性が劣ります。
パウダーはノーズ(前方)を浮かしながら滑るので、ツインチップのスタンスだと、ど真ん中になってしまうため、後ろ足への負担が大きくなります。

浮力安定性回転性
2/5段階2/5段階5/5段階

FLEX(フレックス)と長さについて

フレックスと長さは、安定性が上がるか回転性が上がるかのどちらかです。
硬い板は安定性が上がりますが、柔らかくなると安定性が無くなってきます。
長さも長ければ長いほど安定性が上がります。
逆に、グラトリなどをやっている人たちには短いボードのほうが取り回しやすいので人気です。

ボードを選ぶ基準とは?

それでは、ここまでで紹介した「ボードの形状・シェイプ・フレックス・長さ」を考慮してボードを選ぶようにしましょう。
例えば、管理人の例を話すとキャンバーボードに乗りたいかなぁと考えました。
キャンバーのスペックは下記の表です。

安定性回転性反発力浮力
5/5段階3/5段階5/5段階2/5段階

安定性と反発力が高いですよね。
私が、カービングを極めるためのボードを購入すると考えると、ディレクショナルが最適になります。
ディレクショナルのスペックは下記です。

浮力安定性回転性
4/5段階4/5段階2/5段階

ここで、形状とシェイプの数字を掛け算して下さい。
安定性は、5×4=20
回転性は、3×2=6
浮力は、2×2=4

このように、私が選んだキャンバーでディレクショナルのボードを選ぶと、安定性が高く浮力や回転性が悪いボード。
いわゆる、カービングボードになるのです。

キャンバー×ツインチップ

下記がツインチップのスペックです。

浮力安定性回転性
2/5段階2/5段階5/5段階

先ほどと同じように、掛け算をしましょう。
安定性は、5×2=10
回転性は、3×5=15
浮力は、2×2=4

このように、安定性が半分になりましたが、回転性が上がりました。
オールラウンドボードに近づいたと考えていいでしょう。

このように、掛け算をすることで、あなたが目指しているスペックを選ぶことができます。
そこに、フレックスと長さの要素を入れることで、更に細かい設定になります。

「キャンバー×ディレクショナル」のボードを固くすれば、更にカービングしやすい上級者向けのボードに近づきます。
「キャンバー×ツインチップ」を柔らかく、短くすれば、グラトリやジブ系に近づいていくでしょう。
「キャンバー×ツインチップ」を固く長くすれば、カービングもしやすくなりますよね。

あなたがどの方向に向かっているのかによって選ぶボードは変わりますので、ここで紹介したある程度の基準を覚えておいて損はないでしょう。
また、メーカーによってキャンバーでも色んな種類がありますし、ボードの反発力もカーボンが入っているものやメタルが入っているものなど様々ですので、あくまでも初級者クラスまでの目安にしておいたほうがいいでしょう。
一度、ボードを購入したら、愛着があるメーカーや気になるボードが出て来るでしょうから、そこはあなたの経験をプラスすることでもっと良いボードに巡り会えます。
数値だけじゃわからないものです。

ブーツやバインディングでも変化する

もっと言えば、ブーツやバインディングの硬さによっても大きく変わってきますよね。
突き詰めればキリがないですし、あなたの今のセッティングやギアが最適ということは無いと言えるかもしれませんね。
そこがスノーボードの面白いところでもあり、難しいところです。

まとめ

サクッと書いているので、今後修正しなければいけない部分が出てきたりするかもしれません。
また、「ここ違うんじゃね?」というところがあれば指摘して頂けるとありがたいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です