SP UNITEDのBindingのセンタリングが難しすぎる…

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SP UNITEDを購入したけど、セッティングが難しいと思っている人。結構いると思います。公式でも十分な説明があるサイトや動画を出していませんし、通販で購入した人もよくわからない人が多いのではないでしょうか。

特に初めてBindingのセッティングをする人にとっては、リアエントリーのシステムのセッティングは、部品が多くてちょっと面倒です。ちゃんとした手順でやっていけば簡単ですので紹介します。

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目次

 この記事に書かれている内容は…

ハイバックの位置を決める

まずはハイバックの位置を決めて下さい。はじめは初期の状態でブーツを当ててみましょう。ブーツがBindingのど真ん中にくるように調整したほうが楽でしょう。穴の位置が前と後ろの2つとあり、内側にも微調整ができるようなギザギザがついているので(下記画像)、ここをはじめに決めてしまいましょう。この段階では、ネジは仮止めにしておいたほうが良いでしょう。

ハイバックの根本

トゥキャップが入るか確認して調整する

トゥキャップのネジ穴

ハイバックの位置が決まったら、トゥキャップがメモリ内で収まるのかを確認して下さい。実際にハイバックを立てた状態で、トゥキャップをブーツギリギリまで押し付けて付けて下さい。長さが足りない場合には、トゥキャップにも2つの穴の市がありますので、前後して合う位置にしましょう。トゥキャップの穴の位置を前にした状態でブーツが収まらない場合には、ハイバックの穴の位置を下げてセッティングする必要があります。逆にトゥキャップがガバガバでしたら、ハイバックを前に詰めなければいけなくなります。

トゥキャップのセッティング方法はブーツを取り付けた状態で一度固定します。その後、ブーツを外して、メモリを2つずつ詰めるように説明されています。管理人が試した結果では、2つ詰めるとかなりキツく締まってしまいました。管理人はメモリは1つずつ詰めるようにしています。1つずつのほうが余裕があって、ゲレンデでブーツを入れるときも楽ですし、ハイバックも立てやすくなりますよ!詳細は下記の動画のほうがわかりやすいと思います。結局、トゥキャップを詰めるのも、メモリに数字が振ってあるので詰める前の数字を覚えておいて微調整したほうが早いですけどね(笑)

ハイバックの傾きとワイヤーの調整をする

ワイヤーのネジ穴

ハイバックの傾きは、ワイヤーの穴の位置で傾けれる範囲が決まります。ワイヤーの取り付け穴も、両サイドに2つずつになっています。ですので、「両方とも前・片方が前でもう片方が後ろ・両方とも後ろ」という3つのセッティングができます。ハイバックの後ろのダイヤルでも微調整はできますが、基本的にはワイヤーの長さを合わせておかないと、後ろのダイヤルでの調整では足りないという場合にはネジを外して付け直さなければいけなくなりますので、あなたのセッティングに合わせた位置を決めましょう。

ハイバックの穴が後ろの穴で止めているのに、ワイヤーの穴の位置が両方共前につけると、ハイバックがかなり倒れている状態になってしまいます。基本的には、ブーツの角度に合わせておくのがいいということなので、それを目安に合わせてみて下さい。

アンクルストラップの長さを調節する

アンクルストラップは一番簡単ですので、一番最後に持ってきました。トゥキャップの微調整のときにもアンクルストラップを締めてみてもいいので、最後に調整しなくても構いません。片側がラチェットでもう片側が、トゥキャップと同じでカチッと止めるタイプです。ブーツのセンターになるように調整すればOKです。

「アンクルストラップが最大でもブーツが入らない!」ということは無いと思いますが、管理人が使っているcoreは、結構ギリギリでした。締め付ければ余裕があるのですが、もうちょっと長くても良いんじゃないかなぁという印象はありましたね。

センタリングが出しにくいディスクになっている

SP UNITEDの16-17年モデルを購入しました。純正品として付いてくるディスクがちょっとお粗末なもので…。画像を見てもらえればわかると思います。

SP UNITED ディスク

ネジのメモリが約1cm間隔です。普通(管理人が今まで見てきたディスク)は、上の画像の穴と穴の間にもう一個穴がついているタイプのものしか見たことがありませんでした。Bindingのセッティングをした時に、真ん中のネジ穴でブーツがど真ん中に来るようにセッティグしてゲレンデに行ったんです。昨シーズンまではブーツがど真ん中でもOKだったのですが、新しいブーツになったことが原因だと思うのですが、もっとトゥよりにしないとど真ん中じゃなかったんです(´;ω;`)。

初滑りでヒールサイドによって、まっすぐも進めないような状態だったのでコースの脇によってBindingの調整をしました。その時に穴を一つずらしたのですが、今度はズレすぎのような気がしていました。ですが、どうしようもない状態だったので我慢して滑るしかありませんでした。バインディングを一度バラしてやり直すというのをスキー場でやるのは面倒だったんです。もし、5mmピッチの穴があれば…。という気持ちになり、「SP使えねー!」という殺意が…(笑)

これじゃ、微調整ができないなってことで、他にディスクがないかなぁと探していたところ、アルミディスクがあるとの情報がありました。しかし、SPを購入したお店のHPを見てもアルミディスクは売っていませんでしたし、楽天で検索しても出てきませんでした。そこでSP UNITEDの公式HPを見たところ、アルミディスクが売っていることに気が付きました。しかし、海外での販売のようなので個人が買うのは厳しいかなぁということで、購入店に取り寄せ出来ないか?と問い合わせたところ、メーカーから仕入れることができるという返信をもらい、すぐさまアルミディスクを購入しました。それが下記です。

SP UNITED アルミディスク

画像を見ればわかると思いますが、ネジ穴を変えるという方法ではなくネジを緩めるだけで微調整できるようになっています。これだったらセンタリングが合わなかった時に微調整が簡単にできますね。ただ目印がなにもないので、油性マジックで印をつけたほうが良いかもしれませんね。

ちなみに、現在売っているアルミディスクがこちら。こちらはBURTON用で、sLAB-BASE用になっています。なぜ、管理人が購入したアルミディスクが販売されていないのかは謎ですね。

まとめ

SP UNITEDの調整のキモは、ハイバックの微調整だと思います。トゥキャップが余裕で調整できる位置にハイバックを持ってこれれば簡単にセッティングできますね。トゥキャップはラチェット式ではないですが、微調整はドライバーも必要ないですから簡単です。

管理人が購入したSP UNITED販売店はこちら

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