スノーボード初心者にスノーボードを教える時に、いちばん大切なことは、痛い思いをさせないことだと思います。
管理人は、初めてスノーボードを始めたときは一人でハイクして木の葉落としからやっていました。
当然、まともに木の葉落としができるわけもなく、お尻を強打し続け、1時間で心が折れました(笑)。
その後、レンタル代がもったいないということで、更に1時間木の葉落としを続けたところ、ぼちぼちできるようになって板を買おうと思いました。
管理人が初めてスノーボードをやったのは31歳のときだったので、「レンタル代の元を取らなきゃ!」と思って続けましたが、小さいお子さんとか中学生くらいまでだと心が折れた時点でスノーボードをやめてしまうと思います。
ですので、スノーボードを好きになってくれるような練習方法が必要かなぁと思います。
また、痛い思いをしないためにもできるだけプロテクターを付けて練習したほうが良いでしょう。
管理人はそこそこ滑れるようになりましたし、普通に滑るだけだったらほぼ転びません。
ですが、お尻パッドは常につけています。
今シーズンはシーズン終わりに背中のパッドも購入しました。
お尻パッドは、リフトに乗ったときの寒さ対策でもありますが、たまに転ぶこともありますので常に履いています。
プロテクターは安いものでも付けておくだけで全然変わりますので、特に初心者の方にはオススメです。
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この記事に書かれている内容は…
はじめは板になれることから始める
スノーボードは、両足を板に固定して滑るスポーツです。
一部の天才や運動神経がずば抜けている人以外は、初めてスノーボードをやる方で、両足を固定してまともに動ける方は99%いないでしょう。
ですので、まずは平坦なところで両足をバインに固定して色々動いてみたほうが良いでしょう。
もちろん、はじめは柔らかい板で、板のフレックスやトーションを感じること。
パタパタ歩くやつ(パタパタ歩き?)をやってみる。
このようなことをして、両足が固定されている状態でどのように板を操作すればよいかを体感してもらいましょう。
基本的には、パタパタ歩きは前に進めれば十分なのですが、後ろにも歩けるようになっておくと、ヒールサイド側の逆エッジを回避できるようになったりするので、前後どちらともパタパタ歩きができるようになったほうが良いでしょう。
板に慣れてきたらワンフットを覚える
両足を付けた状態で、パタパタ歩きをやったり板の動かし方がわかってきたら、ワンフットを覚えましょう。
ワンフットはスノーボードの基本で、ワンスっとさえできればリフトにも簡単に乗ることができますし、ワンフットが板を回して止まることができるようになっていれば、ターンを覚えるのはすぐです。
管理人もそうでしたが、多くの初心者の方が一番始めに覚えているのが木の葉落としだと思います。
板を手に持ってリフトで上に登っている初心者っぽい方は、どこのスキー場でも見かけますが効率はかなり悪くなります。
木の葉落としを覚えて、すぐにターンができるようになればよいのですが、ほとんどの場合、木の葉落としを覚えてもターンがすぐにできません。
スノーボードでターンを初めて覚える時にいちばん重要なのが、前足に体重を乗せることです。(レギュラーなら左足、グーフィーなら右足)
前足に体重が乗っていないと、板をスライドさせること(横にする)ができず、暴走して転んでしまうという結果になります。
ワンフットは前足に乗らなければコントロールできません。
逆にワンフットになれておけば、ターンをすることが簡単になります。
ワンフットは、まっすぐ滑って、ヒールサイドとトゥーサイドのどちらにも止まれるようになるまで練習するとその後の上達は早くなるでしょう。
ワンフットさえできれば何でもできる
板になれることと、ワンフットができるようになれば、後は何でもできるでしょう。
ターンをやってもいいですし、木の葉落としをトゥサイドとヒールサイドのどちらもできるようになって下さい。
一般的に言われているのは、木の葉落としをトゥ・ヒールのどちらもできるようになってから、ギルランテと呼ばれるジグザグに滑る方法をやります。
そのままの流れでスライドターンができるように練習します。
ただ、ターンは前足に体重を乗せることさえできれば、簡単にできてしまいますので、板になれることとワンフットの練習をみっちり2時間ほどやっておくと良いでしょう。
お魚系YouTuberのイケシンさんは、初心者レッスンでは木の葉落としやターンなどは教えずに、板に慣れることから始めるそうです。
板に慣れてワンフットである程度バランスを取れるようになれば、転ぶことも少なくなりますし、リカバリーもできるようになります。
板の反発なども感じることができるので、ちょっとしたオーリーやプレスなどもできるでしょう。
痛さや怖さがあまりなく、スノーボードの楽しさを教えることができるので、理にかなっている練習方法だと思います!
まとめ
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- ①板に慣れる
- ②ワンフットできるようになる
- ③リフトに乗って木の葉落としやターンを練習
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