頭を打ったら要注意!脳しんとうは2度めからが怖い…

スノーボードでころんだ人
スノーボードをやっていると、特に初心者の時にはエッジが引っかかって転んでしまうことが多いでしょう。
転び方をきちんと学んでいても、急な逆エッジには体がついてこないことがあります。

管理人も一度ありましたが、トゥエッジで斜面上を向いてスピードを緩めていたところ、逆エッジをしてしまい、後頭部を強打してしまいました。
特に記憶障害など重大な事態にはならず、軽い脳しんとうと軽いムチ打ちになっただけでした。
予想していない逆エッジに対しては体の反応がついてこないこともあります。
キッカーをバンバン飛んでいるような中級者や上級者の方でも、着地に失敗したりして逆エッジを食らい、頭を打つことがあるくらいなので、できればヘルメットを着用しておいたほうが安全です。

特に脳しんとうには注意しておかないと最悪の場合、死んでしまうことや半身不随などの重大な事態に陥ることもありますので、頭を打った時には安静かつ、誰かに様子を見てもらうようにしなければいけません。

 この記事に書かれている内容は…

頭を強打した時の注意点とは?

脳しんとうの主な症状は下記になります。

  • めまい・ふらつき
  • 記憶喪失(スノボをしていたことを忘れたり、スキー場がわからなかったりする)
  • 頭痛・嘔吐・けいれん
  • 視覚や音に敏感になる

脳しんとうと聞くと、格闘技などでもよく起こることなので軽く考えている人も多いかもしれません。
管理人も死に至るまでの重篤なことになるとは思っていませんでした。
しかし、打ち所が悪ければ大変な事態にもなりうるので十分気をつけておかなければいけません。

特に危険なのが、記憶喪失を起こした時です。
頭をうった直後、記憶が飛ぶことがあるそうです。
スキー場でスノーボードをやっていることすら忘れたり、「ここどこだっけ?」といった発言をしてしまったりした時には特に注意が必要です。
あなたがそのような事態になった場合には、すぐに安静にして、24時間以内には注意しておきましょう。
一人ではなく、家族や友達でもいいので付き添ってもらうことも重要になります。急に意識を失って、病院に行くことができなくなれば、そのまま死んでしまうこともありえるからです。

めまいや頭痛、物が二重に見えたりするときには病院で診察をうけることをオススメします。
格闘技やボクシングなどでも、「指は何本に見える?」ということをやっていますよね?
二重に見えるということは脳にダメージを受けている可能性が高くなるので、一応検査しておいたほうが安心です。

症状はすぐに収まる?安心しないでください

脳しんとうを起こしたことがある人はわかると思いますが、しばらくすれば、普通に戻ることがほとんどです。
「しばらく座っていたら治った!」という人も多いでしょう。
脳しんとうの症状は短時間で消失することが多いのですが、何かあってからでは遅いので、スノーボードを中断して病院で診察を受けたほうが良いでしょう。
大きなスキー場では診療所が設置されているところもありますし、パトロールにも医師が常駐していますので、簡単な診察を受けましょう。

女性のほうが脳しんとうが起こりやすい?

男性よりも女性の方が、脳しんとうを起こしやすく、重症化しやすい傾向にあるというデータが出ています。
女性のスノーボーダーもたくさんいますので、あなたやあなたの周りの女性が頭を打ったという時には、すぐに意識や記憶の確認や病院への診察を行うようにしてください。

安全に滑りたいならやっぱりヘルメットを着用する

割れたヘルメットスノーボードをやるならやはりヘルメットをかぶっていたほうが安心です。
特に、初心者のうちは転びやすいです。ちょっとした凸凹にも対応できないこともありますので、安全にすべりたいならヘルメットを購入しておいたほうが良いでしょう。

頭を打って大変なことにならないという保証はありません。
特にお子さんにはヘルメットを被せておいたほうが良いでしょう。
スキーだと、頭を打つことは少ないと思いますので、学校などで行っているスキー教室でもヘルメットを被らないみたいです。
スノーボードは横乗りのスポーツなので、あなたの頭を守ることも重要ですし、お子さんの頭を守ることも親の責任です。
管理人も我が子に教えるときには、ヘルメットを着用させています。

KINGSなどのオフトレ施設でも、着地はマットなのにヘルメット着用は義務化されています。
着地がプールの場合でもヘルメット着用が義務化されていますよね?
頭を打つだけで大変な事態になりうるので、十分気をつけてスノーボードシーズンを楽しみたいですね!

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